NICUでの日々

NICUと笑い。先生や看護師さんとの会話。

妻が保育器の中に両手を入れて次女の手と足を触ろうとしている画像。
masaki

NICUという場所は、どうしても緊張感があります。

小さな命が並んでいて、機械の音がして、静かで、どこか張り詰めています。

でも、その中で、私たち夫婦の間で意外と多かったのが「笑い」でした。

正直、最初はそんな余裕はありませんでした。

ただ通っているうちに、少しずつ周りが見えてくるようになりました。

看護師さんと会話をして、
先生と話して、
その中で、ちょっとした笑いが生まれるようになりました。

それが、思った以上に大きかったです。

妻ともそんな話をしていました。

「NICUでも笑いが多いのはいいこと」
「大笑いしてるの私たちくらいだけどね」

たしかにそうだったかもしれません。笑

でも、それでよかったのかなと思います。

ある夜、夜勤の看護師さんは、同じくらいのお子さんがいるママさんでした。

すごく自然に話を聞いてくれて、すごく普通に会話ができました。

また、手術を担当してくれた先生のことを、妻が「事務の人かと思った」と言っていたこともありました。

事前説明に来てくれたときの服装が、普通のスーツを着た爽やかな男性だったのです。でも中身はスーパー医師でした。

そういうギャップも含めて、会話の中に笑いがありました。

別の日は、こんな会話もありました。

医師「今日から、ミルクの濃度が少し濃くなりました。」
私「よかったです。なんでも、濃いめが美味しいですからね」
医師「はい、カルピス濃いめ、みたいな感じかもしれません」

深刻な状況でも、ちょっとした冗談が言えると、それだけで、だいぶ救われます。

全部が重たいままだとたぶん持たないので、NICUで過ごした時間の中で、笑いはちゃんと必要な要素でした。

ABOUT ME
高橋昌希
高橋昌希
サイト発起人
2025年12月、第二子(次女)が25週・804gで誕生。NICUでの経験を通じ、同じ立場の家族がつながれる場をつくりたいと思い、Webサイトを発足。仕事は、福祉領域での会社経営や業界団体の運営等。 香川県出身。東京都在住。
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